当社の北米桐材は「あく」を抑えるため、徹底したあく抜きを行っております。
桐材自体は「あく」の出やすい素材です。あく抜き作業を行うことで、過度な変色を抑えつつ、木材自体もあく抜き作業により締まるので、歪みや狂いの少ない木箱を製作することができます。
伝統工芸品や陶器などの保管用木箱は、北米桐材を使用されるお客様が多くいらっしゃいます。
北米桐材は入荷後、製材加工を行い、水槽にて1ヶ月以上かけて桐材のあく抜きを行い、さらに自然乾燥を3ヶ月以上経過させ、ようやく材料として使用します。
また、ご希望のお客様には比較的安価な中国桐材も取り扱いをしております。
こちらも中国の契約工場に直接赴き、現地での製材加工・あく抜きを指導しております。
水槽で25日以上のあく抜きを行い、日本国内同様に製材・乾燥を行ったものを日本へ出荷しております。
こちらも時間をかけてあく抜きを行なうことで、黒い「あく」が出にくい桐材となります。
北米桐の丸太
あく抜きの様子